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2012年11月22日(木)

SM10:3244n レポートその3  音楽とナビと

 今度は違う人とタンデムして感想を聞いてみようと思っていたのですが…
札幌は急激に寒くなり、ついに初雪が降りました。
 
もうこの気温ではバイクの後ろに乗ろうなんて奇特な人はいないので…
単独でSM10を使ってみました。
そうは言っても、私のスマホは始めからブルートゥース対応なので、間にSM10を挟む必要が無いのですが…。
スマホのブルートゥースを切って、無理矢理SM10経由。
 
今まで走りながらブルートゥースを使うとしたら、音楽を聴くか、ナビか、どちらかだったんですが、
今回はナビと音楽を同時に使ってみました。
要するに、音楽を流したまま、画面はナビ。ナビの音声が音楽に割り込む状態です。
 
これはとても便利な使い方に思えますが…いざやってみると結構問題があります。
音楽にまぎれてナビ音声が聞こえてくるならまだしも、音楽が唐突に切れてナビ音声が聞こえてくるのです。
それでも曲がるべきポイントでのみ割り込んでくるなら大した問題はないのですが…
例えば、ナビは高速に乗せようとするけど、自分は高速ではなく一般道で行きたい、という時などは最悪。
ナビは交差点のたびに曲がるよう指示して、意地でも高速入口に戻そうとする。
小さい路地でも何でもとにかく曲がらせようとするから、ナビしゃべりっぱなし。音楽全然聞こえない。
もう笑っちゃったよ。
 
友人が使っているバイクナビはとっても優秀なのだけど、ブルートゥースが搭載されてないのが最大の弱点と言っていた。
そういう人にとってSM10は正に痒いところに手が届く商品といえますね。
教えてあげようと思います。

2012/11/22 05:46 | SM10: 3244n | コメント(0)

2012年11月12日(月)

SM10:3244n レポートその2「バイク2台別々でSM10は使えるか?ー実験してみました」

 本来の使い方ではないのですが…
今回は、友人Yに協力してもらい、タンデム用に開発されたSM10を、2台に分かれて使ったらどうなるんだろう…という実験をしてみました。
 
SMH5をそれぞれのヘルメットに装着。
SM10は私のバイクに装着し、Superflyのアルバムを流してノリノリで走り出します。
北海道はいつ雪が降ってもおかしくないような気温。
ヘルメットの中で鼻水が流れているのも気づかないような極寒。
 
SMH5は大きなダイヤルボタンが特徴ですが、これは操作しやすいのが最大のメリットである反面、この極寒の時期にモコモコに着込んで走ると、首を動かしただけで着膨れした肩がボタンを押してしまう、という事があるようです。
 
走りながら、時々会話モードに切り替え、「音楽聴こえてる?」「今はどんな感じ?」などと確認しながら走ります。
 
友人Yの話をまとめると、
予想通りではありますが、やはりBluetoothの性質上、ちょっと離れると聴こえなくなるようで、
バイク3台分くらい離れると途切れたり聴こえなくなったりします。

隊列走行のようにピッタリくっついて走れば使えそうですが、その距離を保とうとするあまり、危険を招くこともありえますから、やはりこれは2台で使っちゃいけないですね。
 
本来の使い方であるタンデムでのみ使用しましょう。

2012/11/12 10:26 | SM10: 3244n | コメント(0)

2012年10月26日(金)

SM10: 3244n 「札幌から小樽まで『夜走り』してきました」

 

仕事が終わってから友人Sを誘ってタンデムで、気温7度の中、札幌から小樽まで『夜走り』してきました。

 

docomoギャラクシーS3にSM10を接続し、それぞれがSMH5を装着して走ります。

ちなみにSM10だけではなく、スマホもブルートゥースでライダー側のSMH5にペアリングされています。

 

SMH5の電源を入れなおしたときに問題発生。スマホとは繋がるけどSM10には繋がらず、音楽が聴こえない。

何度電源を入れなおしてもダメ。SM10の電源を入れなおしてもダメ。仕方なくペアリング動作をやり直すことに。

それでも一度電源を切ってしまうと、再度電源を入れた時にやはり繋がらないという事態が。これは困った。

色々と検証して行くと

どうやらSMH5の電源を入れるとスマホと先に繋がってしまい、スマホと繋がった状態で後からSM10と繋がるのは不可能らしい。

SMH5の電源を入れるときは、まずスマホのブルートゥースをOFFにし、SM10と繋がってからスマホのブルートゥースをONにすれば、両方と繋がる事ができるという事が分かった。

ただしこれは全てのスマホに当てはまるかどうかは分からないので参考までに。

 

問題が解消したところで、引き続きお気に入りの音楽を共有しつつ、交通量の少ない夜の道を軽快に走ります。

寒いせいでトイレが近い。

スタンドに入り、ガソリンを入れてもらっている間にトイレに行きます。

おっと、会話モードのままトイレに行くと、相手に変な音を聞かせることになってしまう。音楽モードにしてトイレへ。

トイレの中でも音楽は聴こえ続けました。

バイクからは余裕で10m以上離れており、自動ドアとトイレのドアも隔てているのに問題なく聴こえる。いいねぇ。

用を足しながらわざと会話モードにし、「あぁ〜すっきり〜」などと言ってみる。「ちょっとぉ!ヤメて!」の声が聞こえる。

 

小樽に到着し、ファミレスに入って相方に感想を聞いてみる。

彼女自身も他社のヘッドセットを持っており、友達と会話しながら走る事があるそうだが、

その機種はボタンを押すと呼び出し音が鳴り、相手もボタンを押して初めて繋がるので、

SENAの製品は一方がボタンを押したらすぐに繋がるからイイと言っていました。

ただ、ボタンを押してから繋がるまでのタイムラグがあるから、「あそこ見て!」のような咄嗟の時には間に合わない事があり、そこがもどかしいとも言っていました。

確かにそれは感じるけど、まぁブルートゥース自体がタイムラグがあるものなので、ある程度は仕方ないのかな。

 

ヘルメットの中から聞こえてくる声は、頭の後方から聞こえて来るように感じるため、

運転手からすれば声の方向がタンデムライダーの頭の位置とシンクロして、とても自然な感覚で会話が出来る。

でもタンデム側としては、「自分の前にいる人と話しているのに、声が後ろから聞こえてくるから変な感じ」とのことでした。

これはSENAの製品に限らず、ヘルメット内部にスピーカーを装着する全て製品に当てはまるのでしょうね。

 

車の場合でも、同乗者との会話は、「ガッチリ話しをする」というものではなく、

大抵は何気ない他愛も無い言葉のやりとりだと思うんですよね。

『天気イイね』 『うん、そうだね』 だとか、 『あの建物なんだろ』 『いつの間に出来たんだろうね』とか、

その程度の、大事でもなければ、別に話さなくてもいいような、本当に何気ない会話がほとんどだと思うんです。

ヘッドセットでの会話の場合、ボタンを押さないと会話ができないから、

『わざわざ音楽を止めて会話モードに切り替えて話すような事でもないよな』って感じになって、結果的にほとんどの時間は音楽のみ。会話は少なくなってしまう。

いざ会話モードにしたからには、一言だけで終わったら逆に不自然で、二言三言以上しゃべらなきゃいけないような感じになる。

かと言ってずっと会話モードにしていると、間が持たなくて気まずい。

というワケで、バイクの場合どうしても車のような自然な会話がしにくい。

 

そこで思いついた! 音楽を聴きながら会話もできるモードがあったらいいのではないか!?

音楽をBGMに、一切のボタン操作をせずに話したいことを話す。何気ない事をつぶやく。相槌をうつ。

『この曲のここのフレーズ好きなんだよね』なんて会話も成立する。

お気に入りの曲になったら二人で歌う。ステキでしょ!

それができたら、それぞれが別々に音楽を聴くのではなく、同じ音楽を共有する意味がより一層深まると思う。

もっともっと楽しくなるだろうなぁ

技術的に難しいのかなぁ? そんなファームウェア開発してくれませんか!?SENAさん!

2012/10/26 10:40 | SM10: 3244n | コメント(0)

2012年10月22日(月)

SM10:3244n「SM10が届きました」

 SM−10が届きました。ファーストインプレッションです。
 
私が使用している2台のSMH5は、セットで購入したものではなく、1台購入し、その2〜3ヵ月後にもう一台を買い足したものです。
そのため製造ロットは違うものと思われます。
(便宜上、1台目をNo1、2台目をNo2と呼ぶことにします。)
接続する音楽再生機器は、スマートホンdocomoギャラクシーS3です。
 
早速SM10と、2台のSMH5をペアリングし、部屋の中で動作試験をしました。
 
接続直後、まず最初の音楽再生では何も聴こえず、なんだなんだと思っていると突然聴こえ始め、途切れ、を繰り返し、
その後何事も無かったように再生されました。
この不可思議な症状を検証するため、色々と試してみました。
 
まず2台とも音楽が聴こえる状態にしてから、一旦SMH5の電源を切り、入れなおすという実験を何度も試しました。
No1の場合は音楽が聴こえ始めてから約1分もの間、音楽がブチブチと不愉快に途切れます。
No2の場合は約30秒でした。
次にSM10の電源を切り、入れなおすと、
No1は約30秒、No2は約15秒、同じ症状が出ます。
 
No1とNo2で症状に個体差が出たものの、
SM10の電源入れなおしよりも、ヘッドセットの電源入れなおしの方が、音楽が途切れる時間が長いということが分かりました。
これは何度やっても同じで、途切れる秒数も毎回同じでした。
 
説明書に、『正常に動作しない場合は初期化をする』旨が書かれていたので、初期化してみましたが変化なし。
次にSMH5の方を2台とも初期化し、ペアリングしなおしたところ、音楽が途切れる時間が短くなりました。
ヘッドセット側の電源入れなおしでは、No1、No2ともに約20秒、
SM10の電源入れなおしでは、No1、No2ともに約12秒、になりました。
時間が短くなったのは良いけれども、完全に解消はせず。
要するに最初の数十秒間は接続が不安定ということなのでしょう。
 
音楽が1分間ブチブチ途切れ続けたときは相当なストレスを感じましたが、
20秒くらいなら我慢できるかな?
 
問題があるのはBluetooth接続後の数十秒だけなので、この事態を回避する為には、
「Media Connected」の音声が聞こえてから、10〜20秒後に音楽再生を始めるというのが良さそうです。
まず最初に接続し、それからバイクにまたがり、エンジンをかけ、スタートの直前に音楽再生開始、というクセをつけておけばイライラを感じずに済みそうです。
 
音楽再生とインターホンの切替は、ボタンを押してからのタイムラグが少々気になりますが、問題になるほどではなさそう。
 
今までは会話は出来たものの、音楽が聴けるのはどちらか一方だけで、何か解決策は無いかと思っていたので、
このような商品の発売は「待ってました」の大歓迎。
実際に走りながら使うのが楽しみ。 早く使ってみたい。
 
でも北海道はついに雪の予報が出てしまった。
さぁ何回乗れるか!勝負

2012/10/22 13:02 | SM10: 3244n | コメント(0)