
SRL3-13 設定メニュー
SRL3の設定メニュー起動方法
SRL3の電源がオンの時に、センターボタンを10秒長押しすると、「設定メニュー」という案内が聞こえます。(+)(ー)ボタンを押すと設定メニューを移動、センターボタンで選択、決定します。


Sena Motorcycles Appから設定を行う
Sena Motorcycles Appを開き、右上の歯車マークをタップ>デバイス設定を開くと、機器の各種設定が可能になります。
機器の言語
機器の言語を選択可能です。一度変更すると、電源を切った後も言語設定は保存されます。
メッシュリクエスト (初期値:オフ)
近隣のメッシュ機能がオフのままのメッシュインターコムに、「メッシュインターコム参加のリクエストが届きました」という通知が届けることができます。本機能がオフのままの場合、リクエストの送受信はできません。
オーディオイコライザー (初期値:ミュージックバランス)
オーディオの音域を調整します。
・ミュージックバランス 高音、中音、低音のバランスがとれた設定
・ミュージック増幅 ミッドレンジ周波数を少し下げます
・ボイス 人の声の中音域を拡張、環境音を低減して会話がクリアに聞こえます
・低音ブースト オーディオの低音域を強調
・高音ブースト オーディオの高音域を強調
オーディオブースト(初期値:オン)
オーディオブースト機能により、最大音量を上げることができます。本機能をオンの時は、最大音量時、オーディオイコライザー機能は無効となり、音量を下げると有効となります。
VOX電話(初期値:オン)
本機能がオンの時、電話着信時にマイクに向かって声をかけるだけで電話に出ることができます。着信時にモシモシと大きな声で話しかけるか、強い息をマイクに向かって吹きかけてください。本機能はインターコム通話中には機能しません。インターコム通話時に着信がある場合は、センターボタンをタップして応答してくだ
さい。
VOXインターコム(初期値:オフ)
この機能をオンにすると、 マイクに向かって話しかけるだけでインタ-コム機能がオンになります。この機能をオンにしている時にセンターボタンをタップすると、手動でインターコム会話を開始することができます。センターボタンによって会話を開始した場合は、一時的に声によるインターコムの起動ができなくなります。
一度電源を再起動すると、再度マイクからのボイスによりインターコムを起動できるようになります。VOXインターコムにより声でインターコム通話を開始した場合、20秒間無言状態になると自動的にインターコム通話が終了します。
VOX感度(初期値:3)
VOX感度は、走行環境に応じて調整可能です。5が最も高い感度、1が最も低い感度となります。
HDインターコム(初期値:オン)
HDインターコムは、1:1のインターコム通話時の音質を改善し、非常にクリアな会話を楽しむことができます。本機能はマルチウェイインターコム通話時には、一時的にオフとなります。本機能はA2DPを組み合わせた大容量のデータ通信を必要とするため、長距離通信には向いていません。近距離またはタンデマーとの会話に最適です。
HDボイス(初期値:オフ)
HDボイスは電話通話(HFP)を明瞭、HD音質にする設定です。本機能をオンにすると電話着信時にインターコム通話は中断され、SR10からの音声は割り込んできません。またインターコム相手を交えた3者同時通話も行えません。
注意:本機能を使用するには、スマホ側がHDボイスに対応している必要があります。また、Bluetoothインターコムオーディオマルチタスク機能がオフである必要があります。
Bluetoothオーディオマルチタスク機能 (初期値:オフ)
オーディオマルチタスク(Bluetoothインターコム、Meshインターコム)により、インターコム通話中に音楽、FMラジオ、またはナビアプリの音声案内が背景から聞こえるようになります。または音楽、FMラジオを聴きながら、HFPベースのナビ音声案内が聞こえます。本設定をオフにすると(HFPベースの)ナビ案内が入る時、Bluetoothインターコム通話、音楽、FMラジオは遮られます。また音楽再生中、またはFMラジオを聴いている時にBluetoothインターコム通信が入ると、それまで聴いていた音楽、FMラジオは遮られます。
メイン音源の音量を調整すると、バックグラウンド音源の音量も同時に調整されます。(Meshインターコムのオーディオマルチタスク機能は常時オン状態です)
注記:
・Bluetoothインターコムオーディオマルチタスクは、本機能をオンにしているSenaインターコムとの1対1インターコム通話のみ機能します。
・Bluetoothインターコムオーディオマルチタスクをオンにすると、HDインターコムは自動的にオフになります。
・本機能を正常に動作させるために、50Rの電源をオフにしてから再度オンにしてください。
・一部のGPSナビ機器などは本機能が動作しない場合があります。
・ iOSデバイスの場合、一部の機能が正常に動作しない場合があります。
インターコムオーディオマルチタスク感度 (初期値:3)
インカム通話中、再生中の音楽、アプリの音声案内、FMラジオなどの音量はバックグラウンドで低くなりま
す。この音量が低くなるタイミングの感度を調整できます。1が最も低い感度、5が最も高い感度となります。
注意:設定した感度より、声量が十分大きくない場合は、オーディオ音声は低くなりません。
オーディオマルチタスク音量管理(初期値:オフ)
音楽、アプリの音声案内、FMラジオの音声は、インターコム通話中、音量が下がりますが、本機能をオンにすると音量が下がることがなく、普通に重なって聞こえてくるようになります。
スマートボリューム設定 (初期値:オフ)
スマートボリューム機能は、外部のノイズの大きさに合わせてヘッドセットの音量を調整する機能です。オフの場合、ボタンにより音量を調整する必要があります。本機能の感度は低、中、高と変更可能です。感度を高くすると、比較的小さな環境ノイズに反応して音量が上がるようになります。ご使用環境によっては本機能がうまく動作しない場合があります。
側音(初期値:オフ)
本機能をオンにすると、自分がマイクに向かって話しかけた音声が、自分のスピーカーからも聞こえる様になります。メリットは、自分が話している声が自然に聞こえるため、ちょうど良い音声ボリュームではなすことが出来る様になります。
ボイスアシスタント(初期値:オン)
本機能がオンの時、"Hey Siri"または”Hey Google"とマイクに向かって話しかけることにより、スマホのボイスアシスタント機能を起動できます。本機能を起動したくない場合は、オフにしてください。
音声案内 (初期値:オン)
音声案内は、設定によりオンにしたり、オフにしたりすることができます。しかし、以下の設定は、音声案内をオフにしても聞こえてきます。
・設定メニュー
・バッテリー残量の音声案内
・スピードダイヤル
・FMラジオ各種機能
RDS AF設定 (初期値:オフ)
RDS AF機能は、FM局がうまく受信できない時、受信しやすい方の代替局(もしあれば)に自動的に調整してくれます。
FM局ガイダンスのオン・オフ(初期値:オン)
本機能がオンの時、ラジオ局を変更するたびに、現在のラジオ局番号を読み上げてくれます。
Advanced Noise Control (アドバンスノイズコントロール) (初期値:オン)
本機能をオンにすることにより、インターコム通話中に紛れ込む様々なノイズをカットします。インターコム通話中黙っている時、相手のマイクを通して背景から聞こえてくるノイズがミュート状態になります。本機能をオフにすると、インターコム通話中、相手が黙っても、常時相手のマイクから聴こえてくるノイズがスピーカーから聞こえてくるようになり、オーディオマルチタスクのパフォーマンスにも影響を及ぼします。