ライターライダー#003BEMです。
秋の甲斐路をいつものバイク・サークルのメンバーと走ってきました。
今回の幹事はIさん。彼はツーリングのときには、いつもヘルメットのなかで歌っているのだそうです。このため、私も「SMH10付けよ〜」と言い出せなくて、1セット持ってきてはいたものの、とうとうIさんのヘルメットに付けられずにツーリングは始まりました。
ルートは、中央道石川PAで集合、甲府昭和ICで再集合、そこから昇仙峡を目指します。観光と昼食後、富士山と甲府盆地の眺望で名高い「ほったらかし温泉」で汗を流し、帰路につく、というものです。
高速をおりて集合
高速を降りて昇仙峡に向かいます。幹事のIさん曰く、「標識のとおりに走ればたどり着くから」という言葉を残して、先に出発してしまいました。
半数がIさんについて行き、あと半数が私たちのグループになりました。
国道の標識に従って昇仙峡を目指します。左折、右折と市内を曲がり、ようやくワインディングロードに入りました。
ところが折悪しく、雨粒がシールドを濡らし始めました。今日は20℃を超えるといわれていたのに、昇仙峡は12℃です! 寒い寒い。
上るに従い、昇仙峡の文字はあちこちに見え始めますが、果たして先行組はどこにいるのでしょう? Iさんの「ロープウェイのところで集合」と言っていたのを頼りに上り続けました。
ロープウェイの駐車場につきましたが、先行の一団はどこにも見当たりません。あらぬところに来てしまったか!と不安になりましたが、指定の場所です。バイクを停めて待つことしばし・・・。
Iさんたち先行組がようやく到着しました。「あれれ??? 先に出たんじゃないの?」と尋ねてみると、市内で道を間違えて時間がかかってしまった、とのことでした。
幹事としたことが困ったものだ・・・と責めるより、SMH10を付けてれば、こんなことにならなかったのじゃないの? と言いたくなりました。
さて気を取り直して名物のほうとうを食し、食後は仙娥滝を見学して昇仙峡気分を味わいました。
昇仙峡 仙娥滝
ここからはおとなしく千鳥走行でほったらかし温泉を目指します。
このころには雨も止んで薄日も差し、温泉からは甲府盆地と、遠方に富士山が見えました。
帰路も中央道を東京へ。談合坂SAで解散となりました。
今回も多彩なバイク
やれやれ、やっと一人になったと、SMH10にiPodをつなぎ、いい気分で東京に向かっていましたが、晩秋ゆえ、すでに暗くなっていました。
小仏トンネルを過ぎて東京も間近、というところで愛車に異変が!!! アクセルが反応しません。速度はどんどん落ちていきます。アクセルがカパカパになって、効きません。ワイヤー切れでした。
ハザードを点灯させ、路肩をよろよろと進みます。元八王子バス停(下り車線では渋滞の先頭として有名)で停車させ、非常電話を使うことになりました。
哀れ愛車は自走不能。ローダーのお世話に初めてなりました。
哀れローダーの上に
ローダーのドライバーさんは偶然にもバイクフリークで、自宅近くのバイクショップまでの道のりはバイク談義で盛り上がり、悲惨な出来事とは思えないひと時を過ごしました。
バイクショップの店長には、「こんな古いバイクでリッターバイクに挑んじゃだめだよ」とたしなめられました。いかんいかん。
今回の教訓は2つ。
一つ:グループツーリングではSMH10を使うべし
二つ:25年前の単コロで今のバイクを追っかけざるべし
2011/11/29 19:23 | SMH10: ライターライダー BEM | コメント(0)