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2012年03月12日(月)

#013 ふさき:雪上コーチの基本ツールに!

 普段はカナダのウィスラーでインストラクターをしていて、また日本ではスノーボードのクラブ活動を続けているフサキです!
 
http://www.dmksnowboard.com/diary/fusaki/
 
先月、僕は自身で行っているdmkスノーボード・クラブ活動で、丸沼スキー場に行き、早速、「SPH10」を使わせていただきました。
 
http://www.dmksnowboard.com/club/6726
 
参加者が30名近くもいたので、今回はスタッフ同士の通信という目的で使ってみました。
 
これまでにも僕たちは、トランシーバーを使いながら、コミュニケーションをする手段を使って来ましたが、この「SPH10」は、まるでその場でお互いに会話できるように声をダブらせることもできる画期的なもの。音もじじょうにクリアでビックリしました。
 
このスノーボードのキャンプでは、参加者の方をビデオ撮影をするため、「それでは、なんとかさん滑り始めます。」なんて、会話をしているのです が、その撮影時でもトランシーバーのようにわざわざボタンを押す煩わしさもなく、コースの上と下で会話できるので、とても便利でした。
 
そして、参加者の方がすべて滑り降りたので、最後に僕が滑ったのですが、その時に「うわっ、思ったよりも固いんだね。」なんて、下のスタッフと会話しながら滑っていました。
 
そこで気付いたのですが、これはコーチの基本ツールになるということです!
 
スノーボードの種目には、ハーフパイプやタイムを競うレース種目などありますが、その時、選手に「ここはこういうところに気を付けろ。」と滑っている最中にも伝えることができるのです。
 
例えば、僕が普段行っているインストラクターの時でも、「お尻が出ちゃっていますよ。もっと背中を伸ばして起こしましょう。」とか、「目線が下がっています。もっと2倍以上、遠くを見るようにしてくださいね。」など、その瞬時にアドバイスをすることができるのです。
 
雪上のレッスンでは、滑った後や前にしかアドバイスすることができなかったので、今、そこで滑走している時にアドバイスができるということは、画期的なこと!
 
僕は未来のスノーボードのコーチング・シーンというものを見たような思いがしました。

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2012/03/12 10:05 | SPH10S: ふさき | コメント(0)

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