ライターライダー#003BEMです。
梅雨というと、どうしてもバイクも心も湿り勝ち、でもダメもとで企画してみるものですね。こんなに晴れるとは、思ってもみませんでした。
今回の幹事は福島スペシャリストのSさん。いつも700kmを軽く日帰りしている猛者です。メンバー向けに短縮してくれましたが、BEMの走行距離でも555km!でした。
東北道「矢板北PA」駐車場に10時集合、でもいつものメンバーゆえ、9時半には全員揃ってしまいました。(なんでガソリン入れられるSAにしないんだろ?ってのはなしにして)早々にSMH-10を装着してSさんがトップ、BEMがケツです。
今回も多彩なバイク
国道400号を北上して塩原温泉の街並みを抜け、まず「七ツ岩吊り橋」を見学。見学料をケチったせいか、あまり感動もなく、再び出発。
さらに国道121号を会津田島方面に北上して「道の駅・たじま」で休憩。ここも昨年の合宿のときに立ち寄ったなじみの道の駅です。
ここから、BEMはメンバーのバイクのチョイ乗りを提案。するとCB1300のKさんが快諾してくれました。
最近のバイクを所有したことのないBEMは感激! なんて乗りやすいんだろう、なんてコーナーバンク楽なんだろう!と驚嘆しました。浮気心がムズムズ。
お目当ての蕎麦屋に到着しましたが、土曜というのに、なにやら人の気配もなし。まだ11時だからかなぁ、としばらく待ちましたが、結局、お休みのようでした。残念。
気を取り直してルート上で蕎麦屋探し。すると2kmも走らないうちにおいしそうな蕎麦屋を発見。さすが蕎麦どころ、福島です。
蕎麦ランチ
おいしい蕎麦を堪能し、快晴の国道352・401号とのどかな地方国道を進みます。左右には田んぼが広がり、その先には山並み、そして快晴の青空・・・、ほんとうに梅雨ど真ん中のツーリングとしては、ラッキー以外の何ものでもありません。
そして「山口温泉きらら289」に到着。とろとろぬるぬるの名湯で旅の汗を流しました。
もうここからはさらにゆるゆるモード全開、ひたすら快晴の会津路を堪能します。
さらに国道289号を東進します。解放的な田園風景のなかを疾走するバイク。ツーリングの醍醐味です。SさんもSMH-10でしきりに叫んでます。「うへー、気持ちいー!」
そしてSさんが下見で見つけた穴場スポット、観音沼に到着しました。
観音沼
見てください、この景色! ここは天国か?と思ったほどです。しかも観光客の姿もなく、ひっそりと我々を迎えてくれたのです。
さらに東進し、東北道「白河IC」で帰路につきました。帰路といえばiPod。ほとんど旧車の我がバイクにしがみつき、お気に入りの音楽、タンクをぽこぽこ叩きながら、今回はJeff Beckを聴いて東京へ。
ふだんは路面と次のコーナーしか見ていない幹事のSさん。SMH-10でしきりに景色の美しさを伝えてくれました。会話が途切れない、高性能インカムはツーリングの楽しさを何倍にもしてくれます。
休日にバイクを選ぶかチャリ=bicycleを選ぶか、と言えば、チャリ率の高まっていたBEMでしたが、グループツーリングの楽しみを再認識させてくれる今回の福島でした。
2012/07/27 10:31 | SMH10: ライターライダー BEM | コメント(0)