#003BEMさんも行かれたようですが、「信州」と言えばライダーのふるさとのようなところ、私たちも行ってきましたぁ(笑)
9月の某連休、メンバーは私を含め3人、同行者はY君とT君です。
彼らはともに中学時代からの友人で、かれこれ40年を超えるお付き合い、今でも年に何度か家族ぐるみでBBQや旅行、タンデムツーに出かけたりしています。(みなさん、最近ぼちぼち子どもが相手してくれなくなったとボヤいております…)
Y君は、現在BMWライダー…というより、以前はアメリカンライダーだったのですが、私が今のバイクを購入するにあたり、どうしても前のバイク(BMW R1100RS)を見放せなくて無理をお願いして彼に買い取ってもらいました。(無理言ってゴメン…)
で、今ではすっかりビ〜マ〜になりきって、むかしはあんなにいやがってた高速や峠道が今では私がついていけない状態に… ちなみに今回の峠連続ルートも彼の発案です(笑)
もう一人はT君、彼はバリバリのハーレーライダー、にもかかわらず私たちのペースに平然?とついてくる凄いライダーです。購入したディーラーにタイヤ交換に持ち込んだところ、メカさんに「ハーレーのタイヤでここまで使ったの見たことない」と驚かれて(笑われて?)おりました。 ちなみに彼のハーレーはエンジンのフケもムチャ軽いそうです。
最近やっとステップボードが減りすぎてきたことを気にしだした様子です。 だって、タンデムでもあのペースだもの(笑)
今回のツーリングにあたって、別の知り合いがSMH10を手に入れたとのことで、むりやり1セットを拝借、私は自分のシンクロテック、Y君はふだんからアライSZRamⅢユーザーなので、無理を言って(無理ばっか言ってる…ゴメン)私のアライSZRamⅢを使ってもらうことに。
T君はさすがにハーレーライダー、純正へのこだわりで当然ヘルメットもハーレー純正、シールドも定番のBUCOのフリップアップ、ヘルメットデザインはシンプルなので、取り付けは簡単にいきました。
出発は日曜日、私が夜勤明けなので出発はちょっと遅めの10時過ぎに、で、これがマズかった…
ルートとしては、東名阪自動車道から、湾岸、東海環状から中央高速へ… の予定で東名阪亀山ICから乗っかるとイキナリ渋滞の真っ只中、しょっぱなから側道走行(ゴメンナサイ)、で四日市ICまで行くと、その先の御在所SAがショッピングモールみたいな感じで新装開店したらしくSAの駐車場へ入る車が四日市ICから側道で一列に、本来2車線の道路が都合3車線に…
ちなみに、私たちは上り線ですが、すでに下り線(鈴鹿とか伊勢とかへ向かう方向です)は2車線とも完全停止状態… 無料は無料でうれしいけれど、仕事や用事で走る方には迷惑な話かも…
で、四日市東JCから湾岸線に入る頃にはそれなりにスムーズに、中央道に入って恵那SAでお食事を…地鶏の卵丼とかが名物ランチとのことで、「とにかく早くできそうなのを」との理由からためらわずそれを注文… まぁ名乗るだけあって、やわらかくて美味しかったです。
途中多少の渋滞はあったものの無事中央道諏訪SAまで到着、小休止と思ったのですが駐車場は満車、なので隅のほうに停めて少しだけ手足を伸ばしてリスタート、とりあえず高速の終着は諏訪南の予定とのことでそちらへ向かいます。
南諏訪ICで降りてまずは給油、じつはY君のBMW、かなり前から残量表示が点いていてヒヤヒヤしながら走っていたみたいです。
南諏訪からは、定番の大門街道から白樺湖、車山、霧ヶ峰とビーナスラインを堪能していきました。 連休とあって、たしかに車は多いのですが夏休みもすぎて一段落したのか、パレードランまでペースは遅くなく、逆にいつものペースだと景色も見てないのでかえってよかったかも… T君のステップボードを擦る音も、いつになく少なくかろやかだったかも(笑)
スタートが遅かったのと途中ちょこちょこ止まっていたので、美ヶ原に着く頃にはずいぶんお日様は横のほうに。
ここからの道はそうとう曲がりがいがありそうなんで(特にT君には)そこそこに出発、今夜の宿泊先を目指します。
で、ここまできたなら温泉とご馳走を…といきたいところなのですが、みなさんそれぞれ緊迫財政とのことで(私だけ?)今回は小諸市内のビジネスで宿泊を…なので、この辺は割愛して翌朝へ
で、翌朝起きたら、なんと変に窓が曇っている??? 雨だぁ…
ということで、2日目のスタートは雨の中となりました。
2日目のルートは旧軽井沢をかすめて白糸の滝へ。
ここは、もともとの予定にはなかったのですが、今回のツーリングの直前に偶然娘が長野へ旅行に行ったらしくて、その時ルートの都合で行けなかったとのことで、写真を撮ってくるように命令されておりまして…
ここはなんでもパワースポットと呼ばれているようです。
実のところは富士山の「白糸の滝」のほうが立派かなぁ…と思っていましたが、滝の流れ落ちる段差がすべて岩の中の土成分が染み出してできた段差ときいて、それならと変に納得してバイクに戻ってきました。
バイクに戻る頃には少し雨も小降りに…
白糸ハイラインから国道をクロスして鬼押ハイウェイ、浅間記念館ではなつかしのバイクに会って感激感激、そう考えると私たちの年代は(自分たちだけ?)本当にバイクと共に育ってきた気がします。
鬼押ハイウェイから万座ハイウェイ、白根山では火山独特のにおいにひたりながら渋峠へ。
本当は、国道最高地の碑で写真をと思っていたのですが、誰しも考えることは同じらしく、駐車場もないのでしかたなくそのままスル〜、次の目的地「小布施」へ向かいます。
じつは、今回Y君から話をもらう前に「ソロorタンデムで小布施に行こうかな」と思っていて、行ったら竹風堂本店に寄ろうと思っていました。
以前、スキーやスノーモービルで長野へ来ていた時期があり、その当時からよく寄っていました。
栗おこわとあまご?の甘露煮の山家定食っていうのがお気に入りで、久しぶりに食べたいと思って、今回のルートに入れてもらいました。
小布施も周辺を走っている間はそうでもないのですが、町筋までくるとかなりの人出で、駐車場も車があふれていましたが、T君のバイクの音を聞きつけて店の方が誘導?あわてて?に来てくれて、おかげですんなり無事停めることができました。ハーレー様様(笑)
高速へは、最近小布施PAにスマートインターができたとのことで、そこから乗ることに… PAのそばには道の駅?ハイウェイオアシス? か、そういったものができていて町から少し離れていましたがその部分だけは大変な賑わいでした。
帰りの高速は、というとなんとなく1/3は側道を走っていたような… 残りの1/3はノロノロであとの1/3が普通(といっても80㌔ペースぐらい)
バイクなのでまだ笑っていられますが、車だったらって思うとちょっと考えてしまいますねぇ…
と、いうことで帰り道はあまりお話するネタもないので、ツーリングレポートはこの辺にしておきます。
今回のSMH10レポートです。
使ってもらった二人の第一印象は、「想像以上にクリアーに聞こえる。」でした。
Y君のバイクはBMW R1100RS スクリーンが少し大きめのに換えてありますが、風きり音とかはほとんど純正と変わりません。(私、前オーナーです)
走行中の会話もほとんど問題なく、私の声はクリアーに聞こえたそうです。 彼からの声は少し風きり音が入りますが、100㌔+40%までは支障なく会話ができました。
ところが、T君のほうは残念ながら、100㌔までペースが上がると風きり音ともう1つ何か音が混じっていて、後で聞いたところBUCOのシールドのフリップのフレームが風の振動で揺れてマイクアームに当たっていたとのことでした。
取付位置の関係で、一旦ずらせてもまた当たってしまうようで、取り付けの際には注意が必要かも…とのことです。
オープンシールドのヘルメットではやはり限界はあるようです。
それともう1点、3台のインカムをそれぞれ音声認識をアクティブにした場合、最初に1プッシュ、2プッシュで相手を選択すると、次に相手をプッシュしてつなぎ換えるまで、その相手とアクティブでつながるようです。
ちょっと取説とニュアンスが違うような…
高速を使う場合、音声認識をアクティブにしていると、風音でオンになってしまうので、「ゆっくり音楽でも聴きながら」って思っていても相手方から勝手にオンにされて音楽がしょっちゅう途切れてました。
高速の時(には限りませんが)は非アクティブのほうがいいかもしれませんね。
2010/10/12 09:54 | SMH10: ライターライダー Caravan-rider | コメント(0)