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2012年11月01日(木)

SMH10 BEM: まるっと信州1100km!

 ライターライダー#003BEMです。
 
9月に入って、ようやく夏休みがとれました。しかも、注文していたバイクの納車を早めていただき、夏休み中に3日間のツーリングに出かけることができました。
 
ビッグバイクのパワーにはあこがれていたものの、シングルのようなパルス感こそバイクの息づかい、4気筒マルチはどうも好きになれず、これまでいろいろ探していましたが、ようやく目指すバイクがみつかりました。
 
雑誌で目にしたYAMAHA TRX850からTDM900の存在を知り、自分に合っているバイクはこれだと確信しました。
パラレルツインのパルス感、ロングツーリングでも疲れないポジション、適度なパワー。気に入ったものは長く使う主義で、四輪はもう11年になります。そういうBEMですから、TDM900は長く付き合えそうなマシンです。
 
今回は、走りなれた信州をニューマシンで楽しもうと思い立ちました。
 
早朝に出発、まずは諏訪からヴィーナスラインを目指します。あいにくの雨模様、平日のためかバイクの数も少な目でした。
 
乾いている路面ではTDMの特性をみながら徐々にペースを上げていきます。美ヶ原高原美術館まで行って折り返し、佐久に下りる林道を走るころには好転し、また、夏の日差しが戻ってきました。
 
 おいしそうな蕎麦屋でランチ、やっぱり信州は蕎麦ですよね。旅先ではじめてのお店を探す・・・、こんなときにはナビが活躍します。
Androidスマホのナビ機能でお店の名前を話すとすぐに検索、見つかりました。小さなスマホの画面を見ながら運転するわけにはいきません。そんなソロツーリングの強い味方、SMH10のBluetooth機能を使ってナビの音声ガイダンスを耳元に飛ばします。設定も簡単( https://senabluetooth.jp/index.php?p=&d=smhblog&c=&type=article&art_id=159 )。迷いなくお店に到着することができました。
 ここから軽井沢の宿までは30分ほどでついてしまうのですが、もう少し寄り道をしたいな、ということで、コスモス街道を抜けて、荒々しい岩肌の妙義荒船山を見物しようと迂回しました。
 ところが、県境を越えたとたん、群馬名物、雷雨に見舞われました。そんななかを走行し和美峠に上がるルートを探していたのですが、見つからず、どんどん下仁田(ねぎで有名)の街のほうまで走ってしまいました。
 
このときはナビの操作方法がよくわからず、しきりに高速に乗るルートを指示するガイダンスにうんざりし、ガソリンスタンドで和美峠へのルートを教えてもらいました。
 
20代のころ、四輪でよく走った和美峠ですが、いまでもあまり整備されていず、昔の面影を残していました。
 
軽井沢に着くころには雨も上がり、明日のルート確認をして床につきました。


信州ツーリング2日目は快晴! 今日も日本屈指のワインディングロードを目指します。
軽井沢から浅間山を左手に見ながら、浅間火山ルートを北上します。
 硫黄の匂いを万座温泉でいっぱい吸い込み、国道での最高地点、渋峠を過ぎ志賀高原を目指します。
 
さらにさらに、志賀高原から野沢温泉は一本の県道でつながっているのです。今回のツーリングでもっとも走りたい道がここでした。
 1.5車線ほどの林間を抜けるワインディングロードが続きます。大きなアップダウンもなく、ひらりひらりと駆け抜けていきます。路面もフラットで舗装の継ぎ目もないほど、よく整備されています。志賀から野沢まで、50km以上ありましたが、対向車は2・3台にとどまりました。このルートは穴場です。お勧めします。
 
このルートを走りたかった動機のもうひとつ、これがこの標識です。
 雪の多い年では、野沢温泉スキー場を滑っていると、この標識に手が届くようなこともあります。標識をよく見てください。傷がついているでしょう。スキーやストックが当たった跡です。
 
今日はタイヤの側面ばかり使って走ってきました。予定ではさらに北上し、新潟まで行く予定でしたが、さすがにおなかいっぱい、の気分で予定変更。木島平にある馬曲温泉でのんびりすることにしました。
 この温泉の眺望はすばらしく、谷すじから長野盆地が一望できます。他のお客さんがいないことを確認して、撮影させていただきました。
 
さあ、まだ日は高い。今日は白馬に宿を決め、長野市内から鬼無里街道を西進することにしました。
ここは以前、四輪で雪道を走行したのですが、夜で見通しが悪く、「夏にバイクで走ったらどうだろう」と考えていました。
 
山あいの集落を結ぶ古くからの街道ですが、適度に人の気配が感じられる風情のある道でした。
 
白馬に近づいたトンネルを出ると、突然、視界が開け、北アルプスが一望できるビューポイントに出合いました。
 ツーリングガイドの表紙に出てきそうな絶景でした。
山を駆け下り、スキーで毎年訪れている白馬に到着しました。

この2日で信州の中央、北部は回りました。あと残っているのは南部、木曽地方です。3日目は一気に南下し、赤沢自然休養林、鉄道オタクの聖地(?と呼ばれているらしい)、木曽森林鉄道のトロッコ列車を目指します。耳元ではSMH10とスマホナビペアが道案内をしてくれます。
 
国道19号を上松からそれて目的地を目指します。赤沢川沿いを上がるため、快適なワインディングです。
 
到着した休養林は、ヒノキの植林地に囲まれていて、清々しい空気に満ちていました。
 
 BEMは鉄道オタク、といっても軽便鉄道やその鉄道模型を作って楽しむ趣味ももっています。それ以外にもいろいろ趣味が多すぎて、写真やこの鉄道模型は現在、封印中の趣味でした。
 
さすがにここに来て米国製のボールドウィンの現物を目の当たりにしてしまうともう止められません。外観だけでなく、ロッドやシリンダーの詳細まで撮影してしまいました。
 
 さて、名残惜しくはありますが、森林鉄道を後にします。信州南部は、山脈ごとに地域が分かれていて、往来が難しいのですが、この権兵衛トンネルができたことで木曽から伊那地方への移動が楽になりました。
 
B級グルメで有名な、伊那のローメンを食しました。汁ありソース焼きそば、というところですが、好みが分かれるものの、わたしは「これもあり」と思いました。
 
 ここからは八ヶ岳南麓にある友人宅に寄ったあと、東京に戻りました。自宅前に到着してトリップメーターを確認したところ、なんと「1100.0km」でした。こんなキリ番、意図的に出そうとしても出せるものではありません。
 今回は新しい友を得て巡った信州ツーリング。道案内をSMH10とナビにお願いして快適度がさらに増した旅でした。
 

2012/11/01 10:20 | SMH10: ライターライダー BEM | コメント(0)

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