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2012年12月08日(土)

SMH10 BEM: あわや八甲田??――雪と紅葉の奥日光

 ライターライダー#003BEMです。
 
11月の日光といえば、紅葉狩りの行楽客で大渋滞、というのがお約束ですが、機動力のあるバイクなら、それほど苦労せずに紅葉を楽しめそう・・・、というわけで、日光紅葉ツーリングに行ってきました。
 
今回の幹事はMさん。2週間ほど前に下見をしてきてくれました。まだ紅葉もまだ見ごろではなかったようです。メンバーはほかにIさん、SさんとBEMの4名です。Mさんはジェットヘルで、以前SMH10を付けたら風切音が大きくて、難儀したトラウマがあり、「ま、いっか」と、フリートークはしませんでした。これが後で思わぬ事態につながるとは・・・。
 
ルートは、関越道高坂SAで集合、沼田ICを降りて尾瀬、金精道路経由で日光に入り、帰りは東北道で戻る、東京から見ると、扇の形に走るルートです。
 
関越道は大渋滞。紅葉シーズンですから仕方ないですね。あまりに寒いので、赤木高原SAに寄ってダウンを着込んでいたら、Sさんが、「奥日光の山に雲がかかってるぞ」と東の空を指差しました。いやな予感が。
 
沼田ICを降りてR120を尾瀬方面へ。標高が上がるにつれて、どんどん気温が下がってきます。おまけにとうとう霙模様に。
 
丸沼に着くころには完全に雪になってきました。でも、立ち寄ったそのひっそりとしてたたずむ沼の景色は幻想的でした。
 あと少し登れば日光側に出られます。しかし、雪はどんどん本降りに。先頭を行く幹事のMさんはアメリカン。グリップがいいのか、轍にも積もりだした道をとことこ登っていきます。ツアラーやSSの後続メンバーは「ちょっとちょっと、止まろうよ」と思っても伝える術がありません。
道路脇には様子を見ているバイク仲間がちらほら。そしてとうとう、轍にたまった雪を乗り越えようとしたIさんが転倒! その叫び声に振り向いたBEMも立ちゴケしてしまいました。
 とんでもないことになりました。11月初旬で、こんなことになるとは。
 
「おーい、だいじょぶか〜!」・・・「おー、こっちはなんとかだいじょぶだ〜!」、あちこちでバイクが転倒し、四輪もくるくる回っていました。笑い事ではありません。マジ、緊迫した現場でした。
 
結局、峠近くの北斜面500メートルだけが積雪で、日光側に降りると美しい紅葉が山々に敷き詰められていました。
 
トラブルで時間がかかってしまったので、お目当ての蕎麦屋はあきらめ、中善寺湖畔で日光名物の湯葉料理をいただきました。
 見上げれば秋の陽光に輝く紅葉! 食事を終えてテンションも復活。日光杉並木を抜けて今市にある立ち寄り温泉で冷えた体を温め、東北道で帰途につきました。
 「やっぱりインカムは必須だね。止まってほしいのに。アメリカンでグリップのいいMさんはどんどん行っちゃうし。」 Mさんも「だってみんなそこそこ付いてきてるから」。後ろは止まってほしいのに伝えられない、先頭はみんなが付いてきているから立ち止まらない・・・。夕暮れの空を見上げる露天風呂反省会で語り合いました。
 
まさに八甲田のようなコミュニケーションギャップが悲劇を生みかねない、紅葉日光ツーリングでした。

2012/12/08 09:00 | SMH10: ライターライダー BEM | コメント(0)

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